<習慣化>

前回のコンパでお聴きしたお話をご紹介します。「清掃するには、最初かなり意識しないとできなかったけれど、継続することで、今ではほとんど無意識に実践している。1Sが自分の習慣になったようだ。すると、探し物が減り生産性も上がった。そして何より、スッキリとキレイな職場は気持ち良い!」

私たちは、新しいことを始めようとすると、最初はかなり意識をしないとなかなか継続ができません。なぜならば自分の行動パタ―ンを変えるには必ず苦痛を伴うからです。面倒くさかったり時間がかかったりして、結局三日坊主に終わってしまうことがあります。私自身、多くの出来ない理由を総動員して、描いた夢をかなえられなかった苦い経験があります。

「タバコをやめたいんだけど…。そうすれば貯金して家族と美味しいものを食べに行ける!」「でも、やめたらニコチン中毒で、苦しむだろうな。だから、今は、少し本数減らすだけにしよう。」

タバコに限らず、悪いとわかっていながらやめられない事や、逆に良いと知っていながら出来ない事もあります。

動物はある程度食欲が満たされると、新しい道は通らなくなるそうです。これには理由があって、「今まで通ってきた道が安全だったから自分は今こうして生きている。もっと沢山食べ物を探しに新しい道を通ってみたいが、何か恐ろしいことが起こるかもしれないからやめておこう。」こうして本能的に危険を回避するようです。これは人間も同様です。

確かに今の自分があるのは、自らの努力で習慣化した行動のおかげ(結果)だと思います。現状に多少、満足できない所があるにせよ、自分が身につけた習慣のおかげで、今も生きているわけですから、今までの習慣に感謝はせよ否定する必要はありません。しかし、もっと素晴らしい人生を送りたいのなら、更に良い行動を習慣に加える必要がありそうです。

T&Aの行動指針に、チャレンジ(実践)の重要性を記していますが、その目的は、幸せの追求にあります。不安におびえず、まずは小さなことから自分の行動パタ―ンを変え、より幸せなイキイキした社会づくりに貢献できるよう、さらに成長していきたいものです。