<願いを叶える>

七月七日、皆さんは何か願い事をしましたか? 七夕は、中国由来の星伝説、織姫と彦星の逢瀬に願いをこめたことに由来するといわれています。日本で今のように短冊に願い事を書く習慣は、江戸時代特の寺子屋で、書道がもっと上達しますようにとの思いを表すようになったからとも言われています。

未来に思いをはせ、「今よりもっと良くなりますように」との願いは、今も昔も変わらぬ人々の気持ちなのでしょう。

今年はウイルス対策から、手書きの短冊で彩られた七夕飾りが自粛されるケースも多かったようです。しかし「ウイルス退散!」の願いは世界共通だと思います。

さて、私たちが抱く、“願い”は一体どのようにすれば叶うのでしょうか。

今から百年ほど前、中村天風さんという人がいました。武道に優れ、帝国陸軍の諜報員として日清、日露戦争で活動した強者で、命の危険につながる様々な困難に直面しながらも、常にそれらを克服した経験を持つ人です。

そんな天風さんの残した言葉に、願いを叶えるヒントがありそうなので、いくつかご紹介させていただきます。

「幸福や幸運は、積極的な心持の人が好きなんです。」

ネガティブ思考では未来は良くならない。積極的なポジティブ思考が運命を好転させるという意味なのでしょう。

「一度だけの人生だ。

だから今この時だけを考えろ。

過去は及ばず、未来は知れず。死んでからのことは宗教にまかせろ。」

未来を良くしようと、あれこれ考えたとしても、私たちにできることは、今の時間をどう使うかだけなのかもしれません。今という時間を集中して生きることの大切さを語っています。

これらの言葉は「なるほど」と共感する人が多かったから、現在まで語り継がれてきたのだと思います。しかし私たちが願いをかなえる上でもっとも大切な事は、「なるほど」という気付きを、積極的に今日の行動に落とし込み実践することだと思います。

最後にもう一つ天風語録

「笑っているとき、人間は最も強い」

 さあどうしますか。積極的に笑顔で過ごしてみますか?

それとも、楽しくないのでしかめ面で過ごしますか?