<情報を幸運の味方に>

私たちは実に多くの情報に囲まれて生きています。役立ちそうなもの、無益なもの、害を与えるもの、様々です。今日は、情報をいかにして味方につけるかを考えてみます。

「本日限り!お好きなケーキどれでも20個・1000円セール」。お菓子が大好きなAさんはこの広告を発見し、「ラッキー!」と言いながら、早速買いに出かけました。その帰り道、偶然「本日限り! スポーツジム入会金ゼロ+3か月間会費無料」の看板が目に飛び込んできました。以前から体をシェイプアップしたいと思っていたAさんは「ラッキー!」と言いながら、早速入会の手続きをしました。ジムの人から「よろしければ今日からご利用いただけます。」と言われましたが、ケーキが気になるので、ジムはまた今度にして帰宅することにしました。

家に戻り、Aさんは大量のケーキを眺めながらしばらく考えていましたが、ケーキは自分では食べずに小分けして、ご近所に配ることにしました。ケーキは大好きだけど、今本当にやりたいのはダイエットであることを思い出したのです。

新聞、テレビ、ネット、多種多様な情報の中で私たちは日々を送っています。必要としているものが何かを自分自身が把握していないと、あふれる情報に翻弄されてしまいます。

“ラッキー”と感じる情報が、必ずしも私たちに役に立つとは限りません。日頃から、自分は何をやりたいのかを明確にしておけば、数ある情報の中から本当に役立つものだけを敏感に選別し拾い取ることができると思います。

安かったから、便利そうだったから、皆が勧めるから…。自分の思い・願い・考えを持たずにいると、本能をくすぐる巧妙な誘惑に気を奪われてしまい、結局は“アン・ラッキー”な決断をしてしまうことがありそうです。

当社では勉強会を終えると①学んだこと ②感じたこと③実践すること の三項目を各人レポートに書きますが、その目的は文章に書きだすことで、自分が本当に気を込めて行動できる“実践事項”を明確にすることです。

より良い人生を送るためには、幸運も味方につけたいものです。偶然の出会いや発見を、自分の人生に正しく役立てるためには“何をするために自分は生きているのか”を整理しておくことが大切だと思います。