<情報を幸運の味方に>その2

今日は先月の続編です。

大好きなケーキを選ぶか、あこがれのシェープアップに挑戦するか悩んでいたAさん。考えた末、自分が本当にやりたいことに気付き、ジム通いを決断しました。

Aさんは目標を減量5㎏と決め、週3回のジム通いをすることに決めました。ところがやってみて判ったのですが、慣れないジム通いは思いのほか大変でした。シェープアップにはあこがれるのですが、あまりにもしんどいので、どうせ入会金無料サービス中でお金を失うわけではない。ジムでのトレーニングは自分には向かないと思い、Aさんはやめることに決めました。そして以前と同じ生活に戻りました。

それから数か月が経過した頃、Aさんは偶然ジムの前を通りかかりました。「しんどかったけど、少しシェープアップできそうな手ごたえがあったのに。もし続けていたら今頃.…。」今でもシェープアップにあこがれているAさんは、少し挫折感を覚えました。そして自分の決断は本当に正しかったのだろうかと考え始めたのでした。

Aさんの話は架空のものですが、もしかすると私たちにも、このような場面が訪れるかもしれません。目先の楽しさだけを追い求めたり、今の苦労から逃れることだけを追求したりして、本当の目的をつい忘れてしまうことがあります。その結果、確かにその時の瞬間的な「本能」は満たされるかもしれませんが、あこがれの未来を見据える自分の「心」は少なからず痛んでしまうことでしょう。

先達たちのおかげで、現在の日本において物質的満足を得ることは昔より容易になってきています。しかし、その一方で、私たちの「本能」を刺激する誘惑や危機を煽るような情報も増えてきました。そうした情報に惑わされないためにも、「自分が本当に達成したい事は何?」「自分の人生の目標は何?」と自身に問いかけることがますます重要ではないかと思います。

追伸 皆さんへお願い

早いもので社内報は創刊から十年が経過しました。少しでも皆さんの役に立つコラムにしたいと毎回考えていますが、これといったアイデアが浮かびません。皆様からのアドバイスをいただければありがたいと思っています。コラムに関してお気付きの点、改善点等がありましたら是非ご意見をいただきたく、お願いいたします。