高コストな歯車製造等も精密鍛造によって解決
御客様より、歯切り設備を導入する際に莫大な設備投資が掛かるため、鍛造塑形材で歯を付けれないかと相談頂きました。
弊社では、この課題を解決すべく、2~3年の開発を経てJIS2級の精密鍛造の技術構築が確立出来ました。写真のベベルギヤ・ピニオンは減速機部品です。
これらを応用することで、従来は鍛造塑形材より「歯切り+研磨(ラップ)の切削工程」を経て歯車を製作しているものでも、これらの工程を弊社の「精密鍛造」にて製作する事によりさらなる工程削減になりコストメリットも享受できますので、今後は自動車部品にも積極的に展開いたします。
このように弊社の「精密鍛造」によって設計することは工程削減につながり、加えてコストダウンから部材の信頼性も向上することにつながる可能性がございます。ぜひご相談ください。
従来工程
熱間鍛造 → 焼準 → レース加工 → 歯切 → 浸炭焼入 → 内端仕上げ → 歯車研削 → 歯面ラップ新工程
熱間歯車鍛造 → 焼準 → 冷間サイジング → レース加工 → 浸炭焼入 → 内端仕上げ