常に新しいことに挑戦し、
お客様と未来の地球環境に貢献する。

私たちの技術

一般的に鉄を溶かし、流して形状をつくるものは鋳物といいます。鉄板や複雑な形状の鉄部材は比較的容易に作ることができますが、割れやすいというデメリットがあります。

それに対し「鍛造(たんぞう)」とは、日本刀やよく切れる包丁など、鉄を溶かさず叩き鍛えながら、意図する形状に仕上げていく製造方法です。思い通りの形状にするにはやや手間がかかり、困難ではありますが、製造中にどんどん鍛えられて強くなっていくため、割れにくいとても強固な製品として仕上がります。

私たちには「お客様のお困りごとを解決する」ために、鍛造でできることを常に考え、その結果独自の技術力が培われた歴史があります。

如何に高品質でコストメリットもある商業部品を製造するか。それを如何に短期工程で、スピーディに実現するか。それらに全社をあげて集中し実現してきたことが、現在の私たちの強みにつながっています。

例えば、今ある部品全てが鍛造だけでできるようになった。今までは複数別々に作っていた部品が、1個でできるようになった(複数部品の一体化)。そのようなことにより、お客様の想像の先まで見極め、ご提案しています。

具体的には以下のようなことを得意としています。

  • 01.
    図面が無くとも、現物(原型をとどめないものでも可)があれば設計製作可能なこと。
  • 02.
    提案設計・金型製作・試作品の製作及び量産まで一貫して社内にて対応。情報流出は一切ありません。
  • 03.
    鍛造でありながら鋳造領域に近い形状まで鍛造成形(鍛造化)が可能なこと。
  • 04.
    冷間成形においては、一切リン酸亜鉛皮膜(ボンデライト)などの皮膜形成なしで成形することで、環境への配慮ができること。
  • 05.
    小ロットでも、精密鍛造化が可能。コストダウンに寄与できます。
  • 06.
    ロスを限りなく少なくするために検査精度にもこだわりがあります。日本に数十台しかない検査機械も含め、豊富な経験と技術を有するスタッフが対応しています。

それらにより、徹底的に生産効率を上げ、お客様に貢献しています。